こんちゅう

エッセイ・小説・ブログ・楽譜置き場。 不定期更新。

物語の順序が入れ替わる

駿台模試を受けてきました。物理難しかったですね。

 

 

ところで、小説や映画、漫画などを見ていて、ふといたく感動する瞬間ってありますよね。私にも何個かそういう経験をした作品があるのですが、初めて見た時から何年か経ってもう一度そのシーンを見てみると「あれ・・・こんなもんだっけ」と違和感を覚えることがあります。

勿論、2度目なので最初ほどのインパクトが無くなったというだけの話なのかもしれませんが、どうやら自分の中で覚えているストーリー展開と、実際のストーリー展開が合っていないようです。

 

私の記憶:Aという事柄が起きた → Bという事柄が起きた(感動!)

実際:Bという事柄が起きた(!?) → Aという事柄が起きた(・・・)

 

具体的な作品を挙げてしまうと、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』ですね。

私が小学生のころTVで放送していて、親が面白いと勧めてきて一緒に見た記憶があります。すごく感動しました。特にあのラストシーンですね、圧巻でした。

 

時は経ち2016年、dTVでクレヨンしんちゃんの映画が配信されていると聞いて、懐かしいなぁ、と思い、つい見てしまいました、受験生の夏。

もちろん感動しました。小学生のころには分からなかったネタも分かるようになり、とても面白かったです。でも何かが違う。何が違うって、物語の順序が違うんだ。私の思っていた順序と違うんだ。

 

・・・と、別に何を考察するという訳でもなく、私の少し悲しい気分になった夏の夜のお話でした。

 

 

2016/9/25