こんちゅう

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「日本eスポーツリーグ」の何が問題なのか?

先日、TGS東京ゲームショウ)にて発表された「日本eスポーツリーグ」。

www.negitaku.org

 

ついに待望のeスポーツ・プロリーグが始動しましたね。

2016年はeスポーツ元年です。これからますます発展していくことを期待しましょう。

 

・・・しかし中身を見てみると「んん?」と言いたくなるような所も。

私は普段こういうことはしないのですが、個人的に考える「日本eスポーツリーグ」の問題点をまとめてみました。デトも負けたしね。いいことないよほんと

 

①人選

 

矢口真里はアカン

 

何を考えて彼女を公式サポーターにしたのでしょうか。イメージダダ下がりとかいうレベルじゃないですよ。

いや分かりますよ。お金がなかったんでしょう。お金がなかったところに丁度不倫問題で仕事がなくて事務所が大安売りしている芸能人を見つけたんでしょう。それが矢口真里ですよ。それでもアカン。せめて最低限、ゲームを趣味とする人を見つけるべきですよ。いやまぁ矢口真里さんはどうせ「小学生のころからゲームが好きで~」なんでしょうが。

 

実際twitterなど見ていても、eスポーツリーグの話より矢口真里の話してますからね。eスポーツリーグのことなんて頭に残ってないですよ。

 

②既存のチームガン無視

日本における「eスポーツ」をここまで育ててきたのは誰でしょうか?間違いなく、各オンラインゲームの運営の方々、そしてdetonatorやdetonationといったプロチーム、そして何より選手達の力によるものです。それらを完全にスルーして独自チーム・独自リーグで利益を掻っ攫おうというゲスの極み

・・・いや知らないですよ?もしかしたら既存チームと連携して話を進めるのかもしれないですね。私が無知なだけで。

ただ、detonatorのトップ、detonationのトップの2人がこの話題について全く触れていないところを見ると、察するところもありますが。

 

③今からメンバーを集めるのには無理がある

overwatchが発売されて以降、次々とプロチーム・セミプロチームが誕生しました。

それらがJCGのsummer finalで熱い戦いを繰り広げていたのは、見ていて本当に楽しかったです。

しかし、なぜこのようにチームが乱立できるのか?それは一部のプロチームを除いて、ちゃんと社会人として仕事を続けられる、または学生として勉学に励み続けることができるからなんですよね。

10年後にどうなっているか分からないeスポーツのために、そしてまだ一切戦績を残していないチームのために自分の人生を賭ける人っていうのは本当にごくわずかでしょうね。

 

もしかしたら、eスポーツリーグのチームに所属しながらも仕事を続けられるようなシステムなのかもしれないですね。でもそうだとしたら、いよいよプロリーグってなんだっけ状態になるでしょう。今までの奴と何が違うねん。

 

④そもそも「地域に根差す」意味が分からない

オンラインゲームって日本全国どこからでも同じサーバーでプレイすることが出来るんですよ。それなのにわざわざ地域ごとに区切る意味が分からない。

関西圏に住んでるから大阪のチームを応援すると思った?微塵も愛着を感じませんよ、たぶん。観客が選手を応援するのって、配信とかを見てそのプレイやトークを好きになるからなんですね。

 

 

・・・とまぁ色々書きましたけれど、実際始まっていないので分からないっていうのが本音ですね。しかし、既存のチームや選手と上手く連携しないと、「日本eスポーツリーグ」は大爆散して終わるのは目に見えています。これからのflexibleな対応に期待です。

 

 

2016/9/18